確定申告

所得控除

医療費控除

確定申告の季節になった。無論私のような勤め人は勤め先で源泉徴収&年末調整されているので通常確定申告の必要はない。しかし私も今年は本厄の年、身体の元気も、もう下り坂という感がなくもない。これからは きたえるというよりは維持するということを考える年になった ということである。昨年は手のケガで手術をしたことが響き医療費がかさんだ。

寄付金控除

役職員の飲み食い代に消えているなどといった批判も耳にはするが、それでも半分くらいは有効利用されていることを期待して、毎年 日本ユニセフ協会 にほんの少しだけ寄付をしている。これら寄付金も、年間の寄付総額から¥5000を引いた額が控除出来る。ちなみに新潟地震の際に職場で寄付しようと封筒が回ってきたが、ああいうのに寄付金をいれるようなばかなことはしない。地方自治体への寄付は寄付金控除の対象になるから、寄付するなら直接自治体(例えば新潟地震ならば新潟県)に振り込み、領収書をもらうことである。職場の回覧や街頭で募金すると無名の募金になってしまうが、領収書をもらえば寄付額の一部、例えば¥10000の寄付に対して¥1000が税金の還付金として戻ってくる1。言い替えれば¥9000寄付すると¥1000を 国が補助してくれる ようなものである。最終的に¥10000を寄付してもよいと思っているのならば、¥11000を寄付して確定申告する方がよいのである。

国税庁

確定申告書等作成コーナー

e-Japan重点計画で「国税の申告等申請・納付について‥インターネット等を利用した手続を可能とする」と書かれたためか、 国税庁確定申告書等作成コーナー が出来て確定申告がずいぶんと楽になった。以前ならば税理士に頼んで申請をやってもらうか、源泉徴収票やら領収書やら書類一式をもって地元の税務署の「確定申告会場」に出かけて税務署職員に教えてもらいながら申請書類に手書きで数字を並べるかしかなかった。税理士に頼めば楽だが当然ながらそれなりの報酬を支払わなければならない。下手をすれば還付額以上に費用がかかる。自分で確定申告会場に行くのは行くで、長蛇の列に並び、順番が来て席に座ってからも一つ一つ職員に聞きながら書類を作成するしかなく、その職員も一人で10人以上を担当して巡回しながら質問に答えるので、申請にやたらと時間がかかった。それがWeb上のフォームに必要な情報を入れると還付額などが自動計算される。最後にPDFをダウンロードして印刷すれば、申請書が出来上がる。無論自動計算された還付額などを反映したPDFになっているので、後は押印して税務署に持っていくだけである。以前に自分で確定申告をしたことがある経験からいえば、これは劇的な改善である。

電子申請

実は電子申請と言うのもできる。これをやれば税務署に(書類を出しに)行く必要性すらない。以前、仕事でとある公共団体系の電子申請のシステム化に関与していたことがあったから税金の電子申請も是非利用してみるべきところなのだろうが、電子申請ははやらないと思う。というのは、電子申請をするための事前準備がものすごく繁雑なのである。紙であれば署名して押印するところを、電子申請では電子署名というのを用いるのだが、そのためにいろいろと手続きをしICカードリーダーなどを購入しPCにいろいろとソフトウェアをインストールし、とやらなければならない。日々業務でお役所に申請書を出す必要がある法人であれば電子申請はコスト削減につながるだろうが、年に何回も使わないごく普通の個人の場合、そのためにこれだけの準備をして電子申請を利用してもうれしいことが何もないのだ。

Adobe Reader

ついでなので、Debian GNU/LinuxにAdobe Readerの最新版 (Linuxは7.0.9) をインストールした。

AdobeのWebページからAdobe Readerの最新のLinux (rpm) 版をダウンロード
$ fakeroot alien --to-deb --fixperms --verbose AdobeReader_jpn-7.0.9-1.i386.rpm
$ su
# dpkg -i adobereader-jpn_7.0.9-2_i386.deb
# cd /usr/bin
# rm acroread
# ln -s /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/bin/acroread
# cd /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Reader/intellinux/plug_ins
# rm PPKLite.api
# cp /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Browser/intellinux/nppdf.so /usr/lib/iceweasel/plugins/

シンボリックリンクの張り直しが必要なのは、alienで作ったパッケージ中の「/usr/bin/acroread」が何故か0バイトの空ファイルになること、PPKLite.apiの削除が必要なのか、なぜかそのプラグインの読み込みに失敗することのためである2。nppdf.soのコピーはブラウザの中でPDFを閲覧するために必要だから3である4

1 これはあくまで例えである。実際に還付される金額は、総寄付額や給与所得額によって変わる。一般的に給与所得の大きい人の方が所得税率が高いから、同額の控除に対して還付される金額も大きくなるはずである。

2 http://takkan-m.katamayu.net/tdiary/index.rb?date=20051118

3 http://linux.webseason.net/firefox/index.html

4 我が家はDebian GNU/Linux etchになっているので、ブラウザとしてiceweaselを使っている