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Bibliography

1
タネンバウム, MINIXオペレーティングシステム, ISBN4-756-10000-7, ASCII (1989). -- Linuxを作るきっかけを作った本. 1990年頃にOSに少しでも興味を持っていた学生は, 世界中皆この本を読んだ.

2
Leffer, McKusick, Karels, Quarterman, UNIX 4.3BSDの設計と実装, ISBN4-621-03607-6, 丸善 (1991). -- 4.3BSDについて詳細に記述してあ る.

3
Bach, UNIXカーネルの設計, bit別冊, 共立出版 (1990). -- 4BSDと 共に, 今日のUNIXのベースになっているAT&TのUNIX System Vについて詳細に 記述してある. 一説によるとLinusがLinuxを実装するに当たってこの本をだ いぶ研究したらしいが、裏はとれなかった.

4
エリック・レイモンド, 他, Jargon File, Version 4.0.0 (1996). -- 極めて計算機に詳しい偉人としてのハッカーの間に伝わる俗語の 網羅的な一覧. 確か日本語訳もASCIIから出ていたと思われる. 非常に面白 い.

5
ジョン・ライオンズ, Lion's Commentary on UNIX, ISBN4-7561-1844-5, ASCII (1998). -- UNIXを題材にしたOSの教科書. 原典中の原典. UNIX 6th Editionのソースコードをそのまま含むため, 権利 関係から長く地下に潜ったままの幻の名著だったが, 1997年に正式に出版され, 日本語版も1998年に出版された.

6
クリス・ディボナ, サム・オックマン, マーク・ストーン編, オープン ソースソフトウェア -- 彼らはいかにしてビジネススタンダードになったの か, ISBN4-900900-95-8, オライリージャパン (1999). -- 1999年までの 状況なので少し古くなっているが, free-softwareやopen-sourceに関 わる有名人を, StallmanやLinusやPerens他14名集めて, それぞれの考えを一 読できる.

7
エリック・レイモンド, 伽藍とバザール -- オープンソース・ソフト Linuxマニフェスト, ISBN4-89542-168-6, 光芒社 (1999). -- オープン ソース活動に関わる事実上の広報宣伝部長として活躍しているRaymondの有名 な分析論文がまとまっている. なぜこのような開発モデルが機能しうるのか を理解する一助になる. なお, 訳者の山形 浩生のホームページから検索する ことで, 日本語訳を入手できる.

8
リーナス・トーバルズ, 他, それがぼくには楽しかったから, ISBN4-7968-8001-1, 小学館プロダクション (2001). -- LinusがLinuxを作 りはじめた経緯が様々なエピソードと共に書かれている. 主張の全てはタイ トルに込められているだろう. 楽しいからソフトウェアを作る, 何故Linuxの ように優れた品質のソフトウェアがopen-sourceとして出来上がり得るのか, ヒントを得ることができる.

9
ペッカ・ヒマネン, リナックスの革命 -- ハッカー論理とネット社会の 精神, ISBN4-309-24245-6, 河出書房新社 (2001). -- オープンソースの 原動力が何に由来するのかを, 極めて計算機に詳しい偉人としてのハッカーの 論理に求めて分析を試みている.

10
グリン・ムーディー, ソースコードの反逆 -- Linux開発の軌跡とオー プンソース革命, ISBN4-7561-4100-5, ASCII (2002). -- Linuxの普及が きっかけとなり, 1999年ごろから急速にオープンソースをビジネスの場で目に することが多くなったのは事実であろう. その経緯と背景を押えることがで きる.

11
ソフトウェア情報センター研究会, オープンソース・ソフトウェアの現状と今後の課題について, http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004397/, 情報処理振興事業協会 (2003). -- IPAの「電子商取引関連基盤技術開発実証 事業」の一環として, オープンソースをめぐる最近の動きについてまとめたも の. 必ずしもopen-sourceを是とする立場に立っているわけではないが, 弁 護士など法律の専門家が加わり, 日本の著作権法とGNU GPLの関係を詳細に分 析しており, 日本における法的な課題について現在もっとも詳しい資料となっ ている.

12
リチャード・ストールマン, フリーソフトウェアと自由な社会, ISBN4-7561-2481-8, ASCII (2003). -- 良くも悪くも, Stallmanの考えが 理解できる一冊. その「自由」に対するこだわりには深く共感できるところ も多い. 彼に共感できない人が多いのは, free-softwareでないものを一切排 除して生活しようとする, その過激な方法論にあるが, それだけの意志をもっ てfree-softwareの考え方を実践してきた偉人である.

13
八田 真行, GNU-GPLをめぐって, http://japan.linux.com/opensource/03/06/30/167233.shtml, Japan LINUX.COM (2003).



IMOTO Takashi 2003-09-28